浜松市の特別なトリミングサロン&ペットホテル

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ダックの歴史

ダックオーナーの岡本です。

長文になりますので興味がある方だけどうぞ。

創業期~失敗と学び~現在、という流れで

ダックの歴史を書き連ねます。

「創業期」

私がまだサラリーマンだった2003年。

30歳の誕生日。

この仕事を始めるきっかけになることがありました。

その日は、直属の上司が朝礼で時事ネタを

スピーチしていました。

「これから、お散歩代行サービスが必ず流行る!」

幼少期より犬が常に側にいた私には

犬の仕事はとても魅力的に感じました。

今日は誕生日。運命? 

脱サラを決意した瞬間です(単純…)。

家族を養うサラリーマンですので、

会社はしばらく辞めません。

まずは、仕事が終わると宮竹町の漫画喫茶で

資格取得の勉強を始めました。

1年が過ぎたころ会社に内緒で、ホームページを作り、

税務署へ開業届を提出し、

秘密のペットシッター出張業を始めました。

会社にばれないように、勤務中に予約受付をしたり、

外回りのついでにペットシッターの仕事をしたり

していました(当時の職場のみなさん、すみません)。

深夜には、自作の広告をポスティング

するために走り回りました。

退職するまでに、ある程度は事業を

軌道に乗せる予定でしたが、経営知識の浅い状態では

計画通りにいくはずもなく、決意から1年半後、

仕事が薄い不安な状態でサラリーマン生活を終えました。

ダックペットサービスの始まりです。

ペット専門学校の社会人コースに通いながら、

ペットシッター出張サービスの仕事と並行して、

犬の問題行動改善の出張サービスも始めました。

犬の問題行動は、家の環境と家族の接し方、

という確信のもと、以後300軒を超える

お客様のお宅に伺いました。

新聞にも掲載してもらえました。

(現在、しつけサービス、ペットシッターサービスは行っていません)

ペットシッター出張サービスと、しつけ出張サービス

だけでは、生活ができる収入になりません。

少し先の計画を前倒しすることにしました。

理想のペットホテルを始めるために

小沢渡町にある実家の工場跡地を借りました。

工場用に固められた固い土に穴を掘り、杭を打ち込み、

フェンスを張り砂利や芝を敷き詰め、

ドッグラン併設プレハブ式ペットホテルが完成しました。

(完成した時には10キロほど体重が減っていました)

ケージに入れっぱなしではなく、

ドッグランで自由に運動や排泄ができ、

他のわんこたちと接する体験を積みながら、

楽しく過ごせるペットホテルを作りたい! 

との想いが叶った瞬間です。

当時の浜松市ではまだ

ペットホテルという概念が無く、

犬を預けるなら動物病院、という時代でした。

「こんなホテルを探していた」と、

たくさんのお客様から嬉しい声をいただきました。

しかし、ピンチは続きます。

生活できる収入に達しません。

広告をたくさん打ちました。

問い合わせや見学の方が徐々に増えてきました。

まだピンチは続きます。

施設が実家の裏側となるため、

道路からは店の姿が全く見えません。

見学に来られたのに、駐車場に到着しても

車を降りずに帰ってしまうような状態です。

対策として、

「24時間営業と24時間無料送迎サービス」

を始めました。

昼夜の境が無い生活は長く続けられるはずもありません

でしたが、これを機に、なんとか軌道に乗り始めました。

その後、ペットブームの追い風に乗り、

4年後の2009年、現在の東若林町へ移転しました。

「失敗~学び~」

移転とともにトリミング部門にも

本格的に取り組むようになり、

お客様も、スタッフも増えました。

移転から3年後、勢いを消さないようにと、

八幡店を出店しました。

様々な問題が起こり、

わずか1年10ヵ月で閉店しました。

借金が残りましたが、大切なことを学びました。

この時から経営の勉強とともに、

規模拡大よりも、お客様の立場で思考すること、

提供するサービスの質を高めることに集中しました。

今のダックはこの時の学びが原点となっています。

「現在」

創業から18年が経過しました。

(幼かった息子たちもいつの間にか独立)

現在は、3年間続いたコロナ騒動による

ホテルの壊滅的損失を乗り越えようとしているところです。

深刻化していく経済不況の中でも倒れることなく

サービスの提供を続けられるように備えているところです。

時代の流れとともに、ダックのテーマは変化しますが、

創業以来18年間、

変わることのないダックの中心テーマは、

「利用しやすい便利さ」と

「預けている間の安心感」です。

いつの時代も、このテーマに沿って、

心強いスタッフたちが素晴らしい仕事をしてくれます。

「便利さ」「安心感」を感じていただけるように、

スタッフたちは、誠実にお客様に向き合い、

誠実に仕事に取組む姿勢を大切にしています。

その意思は、先輩から後輩へ、脈々と引き継がれ、

その光景は頼もしく、今後の困難もいつものように

乗り越えていけそうな気がしている今日この頃です。

PS:

オーナーの私が言うのもなんですが、

ダックは安心して任せることのできるお店だと思います。

今は亡き私の愛犬のトリミングやホテル利用も、

ダック以外は考えられませんでした。

最大の理由はスタッフの仕事に臨む姿勢です。

ミスはたくさんするけど、全員が常に全力を

尽くしています。信頼できます。

スタッフによっては緊張や不慣れから

上手にできないことがあるかもしれません。

しかし、全力で誠実にお客様と向き合い、

誠実に仕事に臨む姿勢は確かです。

一度ダックを利用してみてください。

予約の混雑や不手際や駐車場の停めにくさなど、

イライラさせてしまうこともあるかもしれませんが、

スタッフたちの全力と誠実さを感じ、

信頼と安心を感じていただくことができれば幸いです。

ダックペットサービス
オーナー 岡本聡一郎

会社概要

社名:株式会社ダック

住所:浜松市南区東若林町1275-1

電話番号:053-443-8888

営業品目:ペットホテル/ペットトリミング/ペットフード販売/無農薬有機野菜販売

代表者:岡本聡一郎

許可番号:第223309028号(保管)

沿革

2004年:ペットシッターサービス開業

2005年:しつけ出張サービス開業/ペットホテル開業

2008年:トリミング部門開業

2009年:浜松市南区東若林町へ移転

2012年:八幡店開業(2013年閉店)

ここまで長文を読んでくださったあなたへ
20年程前に出会った「犬の十戒」を
プレゼントします。
何度読み返しても切なくなります…

犬の十戒

一、私の一生は10年から15年くらいしかありません。ほんのわずかな時間でもあなたと離れていることはつらいのです。私のことを飼う前にどうかそのことを考えてください。

二、私が「あなたが私に望んでいること」を理解できるようになるまで時間が必要です。

三、私を信頼してください。それだけで私は幸せです。

四、私を長時間叱ったり、罰を与えたりしないで下さい。あなたには仕事や楽しみがありますし、友達だっているでしょう。でも、私にはあなただけしかいないのです。

五、時には私に話しかけて下さい。たとえ、あなたの言葉そのものは分からなくても、私に話しかけているあなたの声で理解しています。

六、あなたが私のことをどんな風に扱っているのか気づいて下さい。私はそのことを決して忘れません。

七、私を叩く前に思い出して下さい。私にはあなたの手を噛み砕くことができる歯があるけれど、私はあなたを噛まないようにしているということを。

八、言うことを聞かない、頑固だ、怠け者だと叱る前に、私がそうなる原因が何かないかと、考えてみて下さい。

九、私が年をとっても、どうかお世話をしてください。あなたも同じように年をとるのです。

十、最後の旅立ちの時には、そばにいて私を見送って下さい。「見ているのがつらいから」とか「私のいないところで逝かせてあげて」なんて言わないでほしいのです。あなたが側にいてくれるだけで、私にはどんなことでも安らかに受け入れられます。そして、どうか忘れないで下さい。私があなたを愛しているということを…。

作者不詳

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